【ワーホリ準備】確定拠出年金はどうする!?iDeCoに移管?手続き方法を徹底解説

ワーホリ準備

「ワーホリに行く時、iDeCoってどうしたらいいの?」
「そもそも企業型DCとiDeCoの違いってなに?」
「手続き面倒そうだけど、解約できるのかな?」

ワーホリの準備を進めているけど、確定拠出年金をどうしたらいいか迷っている方いませんか?

私は、確定拠出年金を5年間保有・運用していましたが、会社を退職しワーホリに行く決断をしました。そのため、運用していた、確定拠出年金をiDeCoに移管して運用指図者になる手続きをとりました。

この記事では、企業型DCからiDeCoへの移管方法を、私自身が実際に行った手順に沿って、わかりやすく解説します。

この記事を読めば、私のように、会社で確定拠出年金を運用していた方が、退職してワーホリに行く際の手続き方法がわかります。

安心して渡航できるよう、ぜひ一緒に手続きを進めて準備しましょう!

企業型DCとiDeCo、何が違う?

確定拠出年金(DC)は年金制度の一つで、拠出された掛金と運用益の合計額が、将来の給付額として決まります。

この確定拠出年金は、「企業型」「個人型」の2種類に分かれます。

企業型DC
(企業型確定拠出年金)
iDeCo
(個人型確定拠出年金)
実施主体勤務先の企業国民年金基金連合会
掛金拠出者原則として企業加入者本人
手数料負担原則として企業加入者本人
加入者企業型DCを導入している企業の従業員原則として国民年金被保険者
(自営業、公務員、無職等)

ワーホリ中は会社を退職するため、企業型DCの加入資格を失います。


そのため、個人で運用を続けるにはiDeCoへの移管が必要です。

確定拠出年金は解約できるか

確定拠出年金は原則として60歳になるまで資産の受け取りはできません。

一部条件を満たしていれば、一時金として受け取ることも可能ですが、条件はかなり厳しいです。

私の場合は、掛け金が1.5万円以上になっていたため条件を満たしていませんでした。

1.5万円と金額の条件が厳しいので、ほとんどの方が一時金として受け取ることはできないと思います。

一時金と受け取れる条件は、以下の公式サイトから確認できます。

iDeCo公式サイト:給付について(4.脱退一時金)

iDeCoの運用指図者になるパターン〜実際の手続き手順〜

一時金として受け取れない場合は、iDeCoの運用指図者になる手続きが必要です。


この場合、運用はできますが掛け金を積み立てることはできなくなります。

ここからは、私が企業型DCからiDeCoへ移管し、運用指図者になるまでに実際に行った手順を、ステップごとに詳しく解説します。

ステップ1:iDeCoの運営管理機関を選ぶ

iDeCoを取り扱っている運営管理機関(金融機関等)で加入手続きをします。

各金融機関の手数料や商品のラインナップを比較し、自分に合ったところを選びます。

どの金融機関が対応しているかはこちらのサイトで確認できます。

iDeCo公式サイト:運営機関一覧

私は、SBI住信ネット銀行、SBI証券を使用しているため、SBI証券でiDeCoの口座を開設しまいた。


SBI証券で登録している個人情報を使用できるので一部入力の手間が省けます。


また、加入・移管をオンラインで行えることも時間を無駄にすることなく手続きができます。

また、この後銀行口座の連携も必要なためSBIで完結できるのは手続きがとてもスムーズです。


(SBI住信ネット銀行は、ワーホリVISA申請に必要な銀行証明書も即時ダウンロードできました^^)

新たに、金融機関の開設を行うのは手間も時間もかかるので、私は既に持っている金融機関を選ばれることをお勧めします。

ステップ2:iDeCoへの加入・移管手続き

口座開設に必要な書類を揃えます。
私が実際必要だったものは、以下のものです。

  • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)
  • 基礎年金番号がわかる書類(年金手帳など)
  • 掛金引き落とし口座の情報
  • 企業型確定拠出年金の資格喪失日(原則として退職日の翌日)
  • 移換する企業型確定拠出年金の記録関連運営管理機関(転職や退職後に届く「加入者資格喪失のお知らせ」に記載されています)

必要書類をもとに、申し込みフォームに入力を進めます。

ステップ3:運用指図者への変更手続き

iDeCoへの移管が完了後、運用指図者への変更手続きを行います。


まとめ

ワーホリのために会社を退職する際、企業型DCの資産はiDeCo個人型確定拠出年金に移管する必要があります。

そして、ワーホリ中は掛金の拠出を停止し、「運用指図者」になるのが、手間も少なくおすすめです。

この記事で解説した手順を参考に、ワーホリ前の不安を解消し、出発の準備をスムーズに進められますように!

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