せっかくの星野リゾート、最高の思い出にしたいですよね? 夕食の時間ギリギリに到着している、そんな方もったいないです! このブログでは、元ホテルスタッフの私が、チェックインからチェックアウトまで「界 秋保」を最大限に楽しむためのタイムスケジュールを徹底解説します。 これを読めば、あなたも界 秋保での優雅な時間をイメージでき、ホテルステイを心ゆくまで満喫できますよ。
1. 界 秋保ってどんな宿?
仙台の奥座敷と呼ばれる秋保温泉は、美しい自然に囲まれた歴史ある温泉地です。
界 秋保は2025年4月に、星野リゾート界ブランド23施設目の温泉旅館としてオープンしました。

ご存知の方が多いと思いますが、秋保(あきう)と読みます。私は知らなかったので共有しておきます^^
アクセス
今回、仙台駅からバスを利用しました。
仙台駅前(63番乗り場)から乗車します。
バスに乗ると、「界秋保」というバス停があり建物の前に停車するので、
乗るバスさえ間違わなければ、無事到着します!
2. 【元ホテルスタッフ厳選】界 秋保での理想の過ごし方タイムスケジュール
元リゾートホテルスタッフの私が、これまでに6回も訪れた経験から、旅館での滞在を存分に楽しめるタイムスケジュールをご紹介します!
15時:チェックインで予約必須のご当地楽

窓の大きなロビーでチェックインをします。この日は、私たちのほかに2,3組お客さんがいました。

ルームキーには秋保石が使われています。細かいこだわりからその土地を感じる事ができるのは嬉しいですね。
また、チェックイン時に外せないのが、「ご当地楽」の予約です。ご当地楽はその土地の文化や歴史をスタッフの方がユーモア満載で紹介してくれたり、実際に体験することができます!なんと…無料。スタッフの方に声をかけると、空き時間を案内してくれますよ^^
15時:ルームツアー!渓流に面した自然を近くに感じる景色
スタッフの方がお部屋に案内してくれます。お部屋に入ってひと際目を引くのネイビーのソファです。紺碧色というみたい。伊達政宗の勝ち色とも言われているらしく、窓外の景色と合わせて額縁のような空間が広がっています。この日の晩は雪予報でしたので、朝起きて雪景色だったら素敵だろうな~と話しながら渓流の景色を眺めていました。

私は旅館に付いたらすぐに、館内着に着替えます。日常から離れて、癒しの空間への切り替えの儀式です。界には作務衣が用意されています。上下分かれているのも嬉しいポイント。浴衣って着慣れずちょっとソワソワしちゃいます。肩肘張る事なく過ごせる、そんな気遣いもさすが星野リゾート。


アメニティが入った風呂敷をバックに変えて館内散策をしに行きます。
16時:足湯に浸かりなが楽しむ「せせらぎラウンジ」
今まで、6つの界に行ってきたのですが、界秋保のラウンジが1番充実していました。界にはトラベルライブラリーといって、書籍とお茶菓子が置いてあるスペースがあります。界秋保では、「せせらきラウンジ」といいます。
せせらぎラウンジには、仙台や地元のドリンクやお菓子が並んでおり、飽きる事なく楽しめました。




特にこの駄菓子がきれいな菓子箱に入れられており、宝石のような設えでした。


せせらぎラウンジへは、チェックイン後すぐに行くのがおすすめ。この時も、16時頃から段々と混んできて室内の席は全部埋まっていました。
この日は雪が舞う1桁の気温。あったかい室内も捨てがたいですが、屋外には足湯があるとのこと。入らないわけには行けません。午前中の雨で、足湯の席が濡れていまいしたので、タオルで拭いているとスタッフの方が出てきて、席を整えてくれました。朝方は、雪が木々に積もってきれいな景色が見えるとのこと。こうした少しの会話が星野リゾート宿泊の楽しみだったりします。



ラウンジで、思う存分のお菓子をお皿に乗せ、仙台の歴史に関する本を手に取り足湯タイム。普段の生活の中では見かけることのない書籍もたくさん並んでおり、気の向くままに手取って新しい出会いを楽しみます。
私の一番好きな時間です。
17時:ご当地楽
ご当地楽とは星野リゾートの界ブランドの施設で開催されるアクティビティです。宿泊施設によって、体験できる内容が異なり、その土地ならではの文化や歴史に触れることができ、旅行をより楽しむことができる体験です。
界秋保では、仙台を代表する伊達政宗に関する体験をしました。
伊達政宗は酒の席が好きだったとのこと。「伊達の宴」と題して、お酒の席での心得を学び、皆で乾杯しました。リズムよく日本酒を隣の人のおちょこに徳利で注ぐのですが、こぼれてしまいそうでひやひやしました。




この法被を着て、土間に入るとそこはもう戦国時代。スタッフの方の演出も思い切りが良く、こちらも恥ずかしがることなく戦国時代に溶け込み乾杯できました!


なんとずんだも一緒に用意されていました。私はずんだが大好きなのですが、自分で作るのは初めて!お餅に乗せて、ずんだ餅でいただきました。
18時:温泉でリラックス!美肌の湯に浸かる至福の時間

夕食の時間を遅めに設定したので先に温泉へ行きました。界では、17時半、19時半の2部制で夕食の時間を選ぶことができます。旅先では、お昼を食べておやつを食べて…と食べるイベントが置いため、夕食は19時半に設定しました!
温泉は別棟にあり、お部屋からは一度ロビーに行ってから少し歩きます。
小雨も降っていましたが、露天風呂にも入りゆっくり。前半の夕食の時間が始まっていたので、大浴場は3~4人の利用がある程度で混んではいませんでした。

お風呂上りは、身体に良さそうな健康ドリンクをごくごく。界の湯上がりどころにはアイスキャンディーが置いてありますが、今回は夕食前なので我慢><
夕食終わったらもう一回大浴場に来たいな~(夕食前はいつも思っています)
19時半:夕食 ご当地料理を満喫
旅館の醍醐味といっていいのではないでしょうか。



天ぷらが一つ一つ繊細に揚げられていました。



お釜にも伊達政宗をモチーフにした作りがありました。

締めは、麦ご飯と牛タン!

21時:生演奏 一日の最高の締め

ロビーに行くと演奏の準備が行われていました。この日は、宮城県出身のシンガーソングライターの方が来ており、ギターの演奏生歌で、ゆったりとした時間を過ごしました。予約は不要で、ロビーの一角に演奏場所になっています。夕食で満腹になった胃を休めながら、音楽に浸ることができました。
温泉にもう一回行きたいところですが、一旦お部屋に戻ることにしました。もちろん一旦部屋に戻ると動く事ができず、翌朝朝風呂することを決心。
滞在2日目:朝食からチェックアウトまで満喫する
この日は窓をあけると・・・願っていた雪景色。紺碧色のソファーと合わせて色合いがきれいすぎました。冬の醍醐味ですね。



8時:こだわりの食材で迎える爽やかな朝食


真ん中奥の三角揚げは下側に可燃材があり、熱々カリカリで食べる事ができます。ご飯のお供もたくさんあり、白米をおかわりしました。
個人的には、朝食を遅めに設定しておくのがおすすめです。夜もとてもお腹いっぱいになり、朝起きてもなかなかお腹が空いていない事が多いです。私はいつもより少し早起きして、朝風呂に行きのんびりしてしるとお腹が空いてくるのがいつものルーティンです。


お味噌汁もあったかい状態で食べる事ができます。2人でたっぷり2杯ずついただきました。
まとめ

元ホテルマンの私が、界秋保を存分に楽しむタイムスケジュールを紹介しました。皆さんの旅行の参考になれば幸いです。
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